蘭越公演が無事に終了しました

蘭越での公演が無事に終了いたしました。

足をお運び頂いた皆様、誠にありがとうございました。

当日の様子を、10月21日付の北海道新聞に掲載していただきました。

以下、記事を抜粋して掲載します。

米倉さんの遺志、舞台で継承 海流座、蘭越で追悼公演

【蘭越】俳優の故米倉斉加年さんが創設した劇団「海流座」は10日夜、昨夏急逝した米倉さんの追悼公演を町山村開発センターで行った。アンデルセンの短編集を妻テルミさんが脚本化し、米倉さんが演出した「絵のない絵本」を熱演、約100人の観客を魅了した。

 海流座の蘭越公演は2年前に続き2回目で「蘭越で文化・芸術を楽しむ会」が主催した。「絵のない絵本」は月を語り部に、さまざまな国の人間模様を舞台上で繰り広げる。その中に、福岡から演劇を志して上京する若き日の米倉さんの姿などを盛り込んだ。

 舞台脇に米倉さんの写真が飾られ、公募で出演した町民ら5人も劇団員とともに追悼公演を彩った。劇は、晩年の米倉さんが戦時中に栄養失調で弟を失った悲しみをつづった自身の絵本「おとなになれなかった弟たちに…」を朗読するシーンで幕を閉じ、会場の拍手はしばらく鳴りやまなかった。(小池伸之 様)